こんばんは、松崎です。
1年かけてレストアが完了した4Lモンキ-整備の続きです。
アイドリングが不安定な原因がわからず、とりあえず一般的に必要な整備をひとつずつやっていこうと思います。
まず最初に買ったのがこちら
タイミングライトです。
4Lモンキーはポイント点火式というシステムになっていて、ピストンの動きとプラグからの点火のタイミングを手動で調整する必要があります。
このタイミングライトはプラグが出荷するタイミングだけ照射する特殊なライトで、点火タイミングが早いか遅いかを確認することができる道具です。
では早速使っていきます。
点火プラグのコードにセンサー側を挟みます。
ここに電気が流れたタイミングを感知して、ライトを付けたり消したりして照射します。
反対側のライトをフライホイールに向けて照射します。
これが実際にライト照射している写真です。
フライホイールのFマークが上記の凹みマークにあっているのが正解なのですが、この写真で見ると少し左側に寄っています。これだとタイミングが遅いので、少しだけ早めてやる必要があります。
調整はこのプラスねじを緩めて、左下のくぼみにマイナスドライバーを差し込んで回しすとタイミングを調整できます。
こちらが調整後
写真がちゃんと取れてなかったんですが、Fマークがど真ん中に来ました。
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続いてはタペットクリアランスの調整です。
シリンダーヘッドのキャップを外します。
吸気側のロッカーアームが顔を出します。こことバルブの隙間=タペットの隙間を調整する必要があります。
隙間を測定するのがこの道具
シックネスゲージという道具です。
ペラペラの金属板がたくさんあり、それぞれ厚みが異なっている道具です。
吸気側は0.05ミリに合わせます。
カムスプロケットの印があっていることも確認します。
シックネスゲージをロッカーアームとバルブの隙間に差し込みます。少し抵抗はあるが抜き差しできるくらいが丁度良いみたいです。微妙ですがなんとなく合っていますかね。
続いて排気側(下側)を確認します。
排気側のシックネスゲージは0.08ミリで確認しました。
こちらも現状であっていましたね。
調整用の工具も買っていたのですが、出番がなかったです。
またいつか出番があると思うので、なくさず保管しておきます。
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最後にエンジンオイルを交換しました。
マグネットボルトには大量の金属粉がついています。
こんなに取れるはずがないので、エンジン内でなにかが削れている可能性が高いです。
アイドリング中にカラカラと異音がするので、再度オーバーホールは必要かと思われます。
新しいエンジンオイルはG1にしました。この頃のモンキーの純正に使われているらしいのでこれにしています。
デザインがガラッと変わったみたいですね。はじめ見つけられませんでした。
さて、再度エンジンをかけなおしてみますが
まったく変わらない…。
ダメですね。
異音の原因も探らないといけないので、一度エンジンを開けてみることにします。
それでは、また。
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