松崎雑記帳

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CFT造施工管理技術者試験はこんな問題が出ました。傾向と対策を解説【資格試験】

こんばんは、松崎です。

2022年度のCFT造施工管理技術者認定試験」を受けました。

 

この資格試験は一般社団法人 新都市ハウジング協会が行っている認定試験なのですが、過去問題が市販されておらず、当協会HPでも公開しておりません。

 

試験の申込をすると受験票と同時に解説書が2冊送られてきて、その中からこの範囲が出るので勉強しておいてくださいというスタイルです。

 

しかし、出題方法や問題数などが全く分からなかったので準備がしづらい試験だなというのが私の受けてみた感想です。

 

そこで、これから受験を考えている方のために、試験問題の概要と対策方法を記録しておきたいと思います。

 

試験の内容

まず2022年度の試験問題についてですが、試験終了後に問題用紙も回収されてしまうため記憶を頼りに思い出せる限り詳細に説明します。

 

まず問題数ですが、全部で29問ありました。

 

問1~15までは3択問題で正しい肢or誤りの肢を答える問題です。

出題内容としては鉄骨とコンクリートに関する一般常識的な内容です。

例えば「コンクリートのブリーディングを抑えるにはセメント量を増やす?減らす?」とか「半自動溶接は風速10m/秒で行って良いか?」といった感じです。

 

問16~25くらいは〇✖問題穴埋め選択穴埋め記述問題が出ました。

この辺りはCFT造の基本的な内容が多く、送られてくる2冊の解説書で特に「運用及び計算例等」の方から多く出題されます。

例えば「蒸気抜き穴のは10㎜~20㎜で2個」「コンクリートの打ち継ぎは接手位置から300㎜以上下げる」「打設穴は断面積の15%かつ直径100㎜以上」など、具体的な数字を暗記していないと答えられない問題でした。正しければ〇、誤っていれば正しい数字を書きなさいという出題方法もありました。

 

問26、27は計算問題です

コンクリートの配合計算が出ました。この計算方法は送られてくる参考書には書いてありません。私は11月のコンクリート技士の勉強をしていたので偶然解き方を知っていたのでラッキーでしたが、これは準備しないと解けない問題です。

もう一つはポンプの圧力損失と圧送能力を求める問題です。こちらは参考書に計算方法が書いてありますが、同様にコンクリート技士のテキストでやっていた内容でした。

(少し違うのはCFT柱内の負荷係数βを分けて考えるくらい)

 

問28、29は記述問題でした。

CFT造施工管理者の職務を3つ答えよ」というもの。記述なので何が正解かわかりませんが私はとりあえず①施工計画書の作成と提出②現場の施工管理③施工結果報告書の作成と提出と回答しました。

最後は自分の会社の技術ランクを答える問題でした。サービス問題だと思うのですが、そんなの準備していなかったので間違えました…。

 

試験時間は1時間でかなり慌ただしかったです。一応全部解きましたが見直しする時間は取れませんでした。

 

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対策・勉強の方法

続いてはこの試験の対策方法ですが、まずは送られてくる2冊の参考書が基本で良いと思います。CFT造ならではの特徴や具体的な数字まで覚える感じで勉強をしておくことをお勧めします。

ただ、鉄骨やコンクリートの基本的な勉強をしていない方はコンクリート技士の勉強を先にしてからの方が内容が入ってきやすいのではないかと思いました。この試験が10月なのですが、私は11月にコンクリート主任技士を受けるつもりで8月ごろから少しづつ勉強していたのでCFT造のテキストが読みやすかったです。

CFT造施工管理の勉強は1週間しかやりませんでしたが、それでもだいたいの内容はカバーできました。

オススメの参考書

ということで勉強に使う参考書ですが、基本は新都市ハウジング協会から送られてくるCFT造技術基準・同解説のと運用及び計算例等」がメインとなります。

そして私がおすすめするのはコンクリート技士のテキストの

もしくは主任技士のテキストなら

この技報堂出版の解説がとてもわかりやすいです。

 

さらに補足でこちら

前半がテキストになっているので補助的に使っていました。

 

このあたりを網羅して、あわせてコンクリート技士も受験してしまうのが良いと思いました。どうせやるなら勉強は一気にやった方が間違いなく効率が良いです。

 

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オススメの電卓

この試験は電卓の持ち込みが可です。というか配合計算もあるので持っていかないと時間的にかなり厳しいです。

私が使っているのはこれ

アスカの計算式が表示できる電卓です。

サイズも値段も手頃ですし、計算式が表示できるので見直しが可能となり計算間違い防止になります。CFT造に限らず試験使用向きだと思います。

 

まとめ 勉強したノートはこちら

初めてCFT造施工管理の試験を受けましたが、まず試験の内容が不明なことがかなりストレスでした。暗記すればよいのか、記述の準備をすればよいのか、計算問題がどれくらい出るのか…。

過去問題が出回らないのがその原因なのですが、この記事をご覧になった方は少しでも試験のイメージが湧いて準備に役立てば幸いです。

 

↓勉強したときのノートを下記でダウンロード販売しています↓

何を勉強して良いか迷っている方はご検討ください。

(サンプル見られます)

 

それでは、また。

 

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